シリーズ「WEB上で販売してみよう」第2章 自社WEBショップを作ってみよう

第2章 自社WEBショップを作ってみよう

自社WEBショップは、自由度も高く、集客さえできれば、販売マージンもかからず、非常に強力な販売チャネルとなってくれると思います。しかし、メリットの半面デメリットもしっかりとあります。それは、初期費用が非常に高額になりやすいという点です。モール出店やショップ作成サービス(ECプラットフォーム)に比べると、ショップ制作にかかる手間暇、更には運用にかかる手間暇が非常に多くなってしまうからです。

ちなみにここで言う自社WEBショップとは、一部分のみモール出店やショップ作成サービス(ECプラットフォーム)を利用するのではなく、シンプルに自社独自のWEBショップを作成するという意味です。分かりづらいと思いますので簡単に解説させて頂きますと、WEBショップには決済システム、また顧客情報などを管理するデータベースも必要になってきます。割愛しますが、その他にも、様々な要素が積み重ねられて一つのWEBショップという形態が実現できます。

通常、それらをゼロから作るという事は無く、カート(決済機能)だけは有料サービスを利用するとか、一部分をショップ作成サービス(ECプラットフォーム)に委ねる方法が、中小零細企業においては一般的な方法となります。その為、ゼロベースからショップを作成するとなると予算も最低でも数十万~、更には管理専門のスタッフを用意してとなかなか大変になってきます。

もちろん、その分のメリットも十分にあります。メリットは、自由度と利益率の高さです。モールのような販売手数料がほとんどかからないため、利益を確保しやすくなります。また、顧客情報を自社で管理できるため、リピーターづくりにもつながります。一方で、最大の課題はやはり集客です。開設直後はアクセス数が1日0~10件程度というケースも珍しくありません。そのため、SNSやブログ、広告などを活用して、少しずつアクセスを増やしていく必要があります。

売れるためのポイントは明確です。まずターゲットを絞ること。「誰に売るのか」が曖昧だと、どれだけ良い商品でも売れません。次に、商品の魅力を具体的に伝えること。写真や説明文の質が売上に直結します。さらに重要なのが、継続的な情報発信です。ブログやSNSで商品に関する情報や使い方を発信することで、徐々に認知が広がっていきます。

自社WEBショップは即効性が低く、費用的にも我々中小零細企業には手が出せない代物ではありますが、軌道に乗れば安定した売上を生む“資産”になります。長期目線で取り組むことが成功のポイントです。