WEB用語辞典-URI(Uniform Resource Identifier)
WEB用語辞典-URI(Uniform Resource Identifier)

URI(Uniform Resource Identifier:ユニフォーム・リソース・アイデンティファイア)とは、インターネット上に存在する情報やサービスを識別するための統一された識別子の総称です。WEBページや画像、ファイル、電子メールアドレスなど、ネットワーク上のさまざまなリソースを一意に識別するために利用されます。URLとよく似た用語ですが、URIはより広い概念であり、URLを含む上位概念として位置付けられています。
URIには大きく分けて「URL(Uniform Resource Locator)」と「URN(Uniform Resource Name)」の2種類があります。URLは「どこにあるか(所在地)」を示す識別子で、「https://example.com/index.html」のようにアクセス先を指定します。一方、URNは「何であるか(名前)」を示す識別子であり、リソースの場所ではなく名前そのものによって識別します。例えば書籍のISBNやデジタル資料の識別番号などがURNとして利用されることがあります。
つまり、「URLはURIの一種」という関係になります。日常的にWEBサイトを利用する場面ではURLという言葉が広く使われていますが、技術文書やプログラミング、WEB標準仕様では、URLとURNをまとめた総称としてURIという用語が使用されることが少なくありません。
例えば、「https://www.example.com/products/cake.html」はURLであると同時にURIでもあります。一方、「urn:isbn:9781234567890」のような表記はURIですが、所在地を示していないためURLではありません。この違いを理解しておくと、WEB技術の仕様書やAPIのドキュメントなどを読む際に内容を正しく理解しやすくなります。
WEBサイト制作では、HTMLやCSS、JavaScriptで画像やファイルを指定する際、一般的にはURLを記述します。しかし、技術的にはそれらもURIとして扱われています。そのため、HTMLの仕様や各種プログラミング言語では「URI」という表現が使われることも珍しくありません。実務でURLを扱う機会は多くても、その背景にはURIというより大きな概念が存在していることを理解しておくと、WEB技術全体への理解がより深まるでしょう。
